てのひらのおさななじみ

写真は帰省でいじったデバイスたちです。左上からZaurus SL-C1000mBook m1、ポータブルHDD、NEC PocketGear、emobileS21HT、5Vの携帯バッテリー。


PockertGearは実家に眠っていたものを今回引きずり出しました。残念ながらバッテリーが死んでしまっているようで、充電できません。その昔、これで月姫歌月十夜をプレイしたものです。さりげなくUSBホスト機能を持っています。OSはPocketPC 2002、Windows Mobileの前身です。画面はQVGA、動画再生能力はQVGA 15fps Divxあたりまでいけます。当時はまだフラッシュメモリが高額だったため、単体では不揮発メモリをつんでません。通信手段はなし。高額なAirEDGEあたりをCFにて挿せば通信を使えましたが。個人的にはあくまで、データを母艦たるPCから持ち出して使うタイプのPDAでした。いわゆる電子手帳の発展型。


Zaurus SL-C1000、いわゆる”りなざう”。SL-C860以降はWillcom (というかSo-netKwins)が打ち出した低価格、定額の通信サービスを利用できるPDAでした。当時5000円/月以上していたPHS回線が端末認証機能をもつ特定のPDAで利用する場合に限り、月額2100円(So-netの場合、bitwarp for PDA)で利用できるという凄いサービスでした。128kbpsと低速ではありましたが、これと組み合わせることにより、本当にいつでもどこでもネットワークにつながることが可能でした。"母艦いらず"のミニPC。CPUはXscale PXA-270 416MHz、動画再生能力はVGA 30fps Mpeg2、あるいはQVGA 30fps Mpeg4まで対応可能。正直Sharpが開発を止めたことが残念で仕方ありません。


mBook m1、現在最強 or No.2と噂されるクラムシェルタイプMID。小さいですが普通のWindowsパソコンです。まさにあと一歩でPDA並です。Viliv S5に負けている感もありますが、やっぱりクラムシェルは大変使いやすく、キーボードがありなしで別モノだと思います。300gの壁を越えるのはきっともうすぐ。


携帯ポータブルHDD。OSバックアップを入れとく用。フラッシュメモリでもかまわないのですが、緊急復帰用に。


S21HT、"Touch Diamond"。イーモバイル端末です。S11HT "EMONSTER"の出来が非常に良かったので、同じHTC製だし、VGAだし、PDAとしてありえない小型サイズだし、ということで入手。端末の出来自体は正直今ひとつです。フラットパネルが使いやすいといっている人は考え直してください、マジで。まぁPDA(スマートフォン)としてこのサイズを実現できたことが凄いと。個人的にはS11HTサイズが最適で、これより小さくなると逆に使い辛い領域になります。ということで、実は俺、Touch Pro2を狙っているんだ。